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【くらしナビ】健康は「質の高い睡眠」から 快眠グッズ+眠るための知識も大切(産経新聞)

 生活時間の変化やストレスの増加などで睡眠不足に悩む人が増えている。政府は中高年の自殺の原因ともなる「鬱病(うつびょう)」の早期発見には睡眠が重要と位置づけて、「眠れてますか?睡眠キャンペーン」を展開中。睡眠の質の向上が社会的に大きな課題になっている中、快眠策を探った。(財川典男)

 ◆高反発マットレス

 快眠グッズとして誰もが思いうかべるのはマットレスだ。高反発マットレス「マニフレックス」をイタリアから輸入・販売しているフラグスポート(東京都港区)の山根崇裕(たかひろ)社長は、「お母さん方は、子供の寝具を選ぶときに価格や色柄だけでなく、健康な睡眠のためを考えて慎重にしてほしい」と話す。

 熟睡するためには、立っているときの姿勢をそのまま保って寝るのが良い。「マニフレックス」は、高密度・高反発ウレタンフォーム「エリオセル」を素材に使用しており、横になったとき、沈み込んだ後でゆっくりと身体を持ち上げるので背骨や腰にマットレスがフィットする。この高い反発力が身体の圧力を分散させて支えるので、背骨や腰部のカーブに自然に適合した無理のない姿勢を保つことができる。これが快眠につながっているという。

 ◆ぴったり枕

 快眠には当然枕も重要。枕メーカーのロフテー(東京都中央区)は、枕を販売する「ピローフィッター」と呼ばれる資格制度を平成11年度に導入。初級、中級、上級があり、上級は学術的な睡眠に関する知識も問われる。資格取得者は、現在256人でこのうちロフテー社員は147人。残る109人は、百貨店の社員やホテル従業員など社外が占めている。

 ロフテーの上級ピローフィッター、矢部亜由美さんは、「快眠のための枕は、その人にあった高さが最も重要。そば殻、ウレタンといった素材は好みでよい」と話す。頸椎のカーブの形は個々人で異なり、それぞれにあった高さの枕が快眠につながる。ロフテーの枕は、横向きに寝るときのために両サイドが高く、後頭部を受け止めるために中央を低く設計。快眠に重要な首筋部分は高さが5段階ある。

 ◆温度コントロール

 温度管理も快眠を左右する。空調機器のダイキン工業(大阪市北区)は、「V字快眠温度制御」機能を搭載したエアコンを業界に先駆けて平成17年3月に発売した。テクノロジー・イノベーションセンター推進室の新井潤一郎技術企画担当部長は、「健康な睡眠は、入眠時に温度を下げて、起床前に温度を上げるのが良い」と指摘。睡眠5時間では、入眠時に3時間かけて温度を約2度下げて深い眠りを誘発、温度を1時間維持した後、起床の1時間前から徐々に約1度温度を上昇させるのがベストだ。

 寝冷えをきらって、寝るときにエアコンを切り、朝方暑くて目が覚めてエアコンを入れるというのがありがちだが、これは逆効果という。

 睡眠について科学的知識の普及教育を行っている日本睡眠改善協議会(東京都新宿区)の白川修一郎理事は、「日本は世界で睡眠についての教育が最も遅れている国」と指摘。快眠のためには、消費者も一時的な流行にとらわれずにさまざまな機会をとらえて勉強する必要がありそうだ。

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【用語解説】睡眠キャンペーン

 自殺防止予防月間の3月から行われている政府キャンペーン。日本の自殺者数は平成10年から12年連続で3万人を超えている。中高年の自殺は、「鬱病」に起因するケースが多い。「鬱病」は自覚症状が少ないが、比較的自覚しやすい「不眠」に着目して、早期発見、治療につなげるのがねらい。3月中は、「お父さん、眠れてる?」をメーンコピーにしたテレビCMなども投入。4月からも内閣府のホームページなどで呼びかけを行っている。

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by hdkjk5bkw4 | 2010-04-26 17:36
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